CICに情報開示請求を行うための手続きとデータの見方

クレジットカードを作るうえで、もっとも重要な審査基準となるのが個人信用情報です。信用情報には、これまでの利用歴がすべて記録されているので、過去に支払いの延滞や債務整理などを行っていると、クレジットカードの審査を通過することはとても難しくなってしまうのです。

 

もしも、なかなか審査に通過できずに悩んでいる人がいれば、一度自分の信用情報を調べて原因を確かめてみることをおすすめします。

 

CICとはどのような機関なのか

日本には現在、金融機関が個人信用情報を登録するための機関が3つあります。そのうち、特にクレジットカードの利用履歴について知りたときには、株式会社シー・アイ・シー(CIC)に請求することになります。

 

CICは、もともとクレジットカード会社が共同して設立した機関で、現在では法律によって指定信用情報機関となっているので、金融機関はクレジットカードの申し込みがあった場合には、かならずここへ照会しなければいけないということになっています。

 

そのため、事故情報などについては、いくら隠そうとしても、かならずほかのカード会社にも知られてしまうことになるわけです。

 

情報開示請求にはさまざまな手続きが利用できる

CICに情報開示請求をするには、各地に設置された相談室の窓口か、あるいは郵送やインターネットを利用することができます。

 

窓口では、セルフ開示端末「C-touch」で手続きを行います。その後、受付カウンターで本人確認書類を提示すれば、開示報告書を受け取ることができます。

 

郵送で申し込む場合は、公式サイトから申込書を印刷して、本人確認書類と手数料の定額小為替証書を同封して送付します。

 

インターネットで申し込む場合は、電話で受付番号を確認し、それを入力することでPDFファイルをダウンロードできるようになります。手数料の支払いには、CICの指定するクレジットカードが必要になります。手数料は、窓口は500円、それ以外は1,000円となっています。

 

開示報告書の分かりやすい見方

開示報告書は大きく分けて3つあり、それぞれ「クレジット情報」、「申込情報」、「利用記録」となっています。

 

まず最初に、クレジット情報の一番下に並んでいる「返済状況」を見てみましょう。ここには24ヶ月分のデータが記されていて、支払いが滞りなく行われていれば「$」、期日までに入金がされなかった場合には「A」が挿入されています。空欄はデータが登録されていないことを示していますが、最近では「$」を挿入しないカード会社も多いので、それで問題はありません。

 

この延滞が、返済期日から61日以上、あるいは3ヶ月分になると、中央にある「お支払の状況」の「26.返済状況」の欄に「異動」と記されることになります。

 

これが、いわゆる事故情報です。ほかにも、本人ではなく保証会社が返済した場合や、自己破産を行った場合にも、異動となってしまいます。このデータは、たとえ返済を終えたとしても、そこから5年間ほど登録されたままになります。

 

次に、申込情報には、クレジットカードやキャッシング、あるいは携帯電話の分割購入などにいつ申し込んだのか、という情報が記されています。もし審査に通過しなかったとしても、このデータは6ヶ月のあいだ登録され続けることになるので、その期間はむやみにほかの会社に申し込みを行うのは避けるようにしましょう。多重申し込みは印象が悪いので、審査に落ちやすくなってしまいます。

 

最後に、利用記録には、自分の信用情報をどの金融機関がいつチェックしたのか、というデータが記されています。すでに契約している場合でも、カード会社は利用限度額の増額申請が行われた場合などに、いわゆる途上与信として信用情報をチェックすることがあります。このデータも、申込情報と同じように6ヶ月間登録されることになります。

 

自分の利用状況をしっかり把握しておこう

このように、CICに個人信用情報の情報開示請求を行えば、自分の利用状況がどうなっているのかを正確に知ることができます。

 

なかには、開示請求自体がクレジットカードの審査でマイナスとなるかもしれないと考える方もいるかもしれませんが、そのようなことはないので安心してください。

 

それよりも、申し込みを行う前に自分の状況をしっかり確認しておくことのほうが、よほどメリットが大きいのです。

 

また、過去にはソフトバンクモバイルで、実際には入金がされていたにもかかわらず未入金の登録がされていたというトラブルもあったので、誤りがないか念のために確かめておくことも重要です。

 

なぜ自分が審査に落ちるか分からないときには、積極的に活用してみましょう。

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